私が思う大企業のダメなところ②人事、PJ評価

今回も大企業のダメなところを書いていく

今回は人事、PJ評価

 

①何が問題か

  まずはPJ評価だ。

  各PJの担当者は当然自分にとって都合の良い情報のみを上にあげる。

 この時、PJリーダークラスが集まる会議のようなものがあるのだが、

 なぁなぁな会社だとそこで突っ込みがあまり入らない。

 若手は最悪転職できるし成長したいので、突っ込みを色々いれたいのだが、

 リーダー会議には参加できず、高い給料をもらっているリーダーたちは

 波風を立てたくないので、突っ込まない

 なので、PJ評価は完全に嘘つき大会を基にした雰囲気評価となる

 

 続いて人事評価

 これも同様に各リーダーが自分の部下を好き嫌いで評価したものが

 リーダー会議にかけられる。

 PJ評価がまともにできていないので、こちらはさらにいい加減だ。

 誰の仕事がどの程度の難易度で、どの程度のクオリティでしたか等

 当然全く把握できていない。

 部下は一切反論できない欠席裁判、密室人事である。

 当然好き嫌い評価がそのまま通る

 

②解決策

 どちらも難しいが、PJ評価は一度slackなどを使用してオープンで議論し、

 その議論を基に最終的にリーダー会議で決めるのが良いと思う。

 出来れば評価の理由付きで。

 

 人事評価はさらに難しいが、少なくとも一度は部下に反論の機会を設け

 それを基に決定するのが良いと思う。

 

③なぜこうなのか?

 社長がやる気がないサラリーマン社長で、自分の代が平穏に終わればよいと考えているとこうなる。

つまり株主の利益でもなく、お客さんの利益でもなく、トップダウンを守り、自分の地位を守ることが優先されている。

PJ評価や人事評価で部下の意見を聞くようになると、頭の良い部下の意見が意思決定に反映されるようになりおもしろくないというわけだ。

 

④解決策

 基本的には外圧しかないと思う。株主がもの言うとか。